こどもの教育に必要なこと③
前回の記事からの更新です↓
クリエイティブアーツセラピーのアートセラピスト(絵画)である、生徒さんのお母様との出逢いは、私の世界を加速度的に広げてくださいました。
昨年、東京大学で行われた同セラピーの学会をご紹介頂き、参加し、その生徒さんのお母様の講義を聴きにいこうとしていたところ、
「私はいつでもお話できます。今日はぜひ、ムーブメントセラピーの神宮京子先生の講義を聴いてください。」
と強く薦められて、神宮先生の講座を聴きに行ったのです。
神宮先生の講義を受けて、
先生のお人柄や理念、
そして「身体を用いて表現をする」という共通点に強く惹かれて、衝動的にお話をしに行きました。
「私は教育事業者です。兼ねてから発達心理の理解は教育に必要だと思っていました。ただ、音楽教育者には、そこまで深掘りした心理の学びの機会がありません。(ダルクローズ・メソッドと)手法に類似点があるからこそ、このセラピーを学ぶことで、レッスンを通して、こども達に、心の成長に適切なアプローチができるのではないかと感じました。ぜひ、先生のトレーニングセミナーを受けたいのですが、東京で受けられる機会はありますか?(先生は群馬の方)」
それに対し、先生のお返事は、
「今は東京でもやっているのですが、来年度からは開催していた会場がなくなってしまう事が決まってて...。」
「では、恵比寿でやりませんか?」
(かぶせぎみ💦)
いや...正直、今でも初対面で国際キャリアの先生に対して、衝動的で無謀(且つ、失礼💦)な提案だったと思います...。
でも、そこから奇跡は起きました✨✨
私が兼ねてから学んでみたいと思っていた
クリエイティブアーツセラピー
2020年度 神宮京子先生の「ダンス/ムーブメントセラピートレーニングセミナー18期」は、
なんと「ジャックと音楽の木」スタジオで開催して頂く事になったのです❣️
私達が提供するのは「教育」です。
心理への理解は、こども達の心理的支援の可能性が広がります。
であれば、「音楽と動き」という共通項を持つ心理療法を学ぶ事は、
私たちが専門分野を通して、健全な心の発達を、「意図的に」支援できるきっかけになるのではないかと思うのです。
今期は私も受講生です。
定員5名の丁寧に自己と他人に向き合う講座です。
ぜひ一緒に学びませんか?
ダンス/ムーブメントセラピーとは
からだの感覚、内なるリズム、自発的な動きなどを用いて、対象者のニーズに即した手法で感情や意味を探索する心理療法です。こころの状態はからだに映し出され、からだの動きはこころに変化をもたらします。ダンスは感情の解放とそれを抱える器となり、イメージを介して象徴的理解をもたらし、他者との関係性を直接的に体験させてくれます。内的世界の具現化を通して、その人らしい存在のありようを育んでいきます。
※DMT...ダンス/ムーブメントセラピーの略
0コメント