【効果が見えたっ】60歳からのダルクローズ・リトミック
1月11日から始まった毎週の「60歳からのダルクローズ・リトミック」レッスン。
1ヶ月経ったところで、会員の方から様々な変化の声を頂いています。
こちらが驚くような声もあったりして、またそれは改めてご紹介しますが、
今回は「はっきりと目に見えて出た効果」をご紹介します。
これは本当にすごいです!!
ダルクローズ・リトミックでは2人組になって4カウントとか8カウントとかを交互に動くという活動があります。
1人が8カウント分動いて、その間もう1人は止まっています。
続けて次の8カウント分を先程止まっていた人が動き、前に動いていた人は止まっています。
これを音楽に合わせて、カウントを止めることなく交互に繰り返していくという活動です。
これ、割と音楽家にはそんなに難しくないです。
というのは、私たちは長い音を弾いていても短い音を弾いていても、休符のところでも音楽を始める前にも、いつも自分の内側に一定のカウントを刻んでいて、カウントしながら止まっていることもカウントしながら違う長さを動くことも比較的「日常」なのです。
ところが、シニア層のリトミックを始めて驚いたのが、これができない方が多かったのです。
何ができないと思いますか?
カウントが合わない?自分の番に動き出せない?カウントが数えられない?
違うのです。
「止まれない。」のです。
音楽や相手の動きに誘発されて動きを止める事ができない方が多かったのです。
これは私たちの方が目をパチクリさせた出来事でした。
調べてみて分かったのですが、脳全体を取り仕切っている前頭前野に関係があって、認知症とも関連が深いと言われる前頭前野の役割の一つに、
「行動の抑制をする。」
というのがあります。
前頭前野が活発でなくなると、行動する事よりも、行動を抑制することの方が難しくなるのです。
それが...、
何度やってもなかなか「止まる」事が難しかったこの活動が...、
昨日のレッスンでは、全員がぴったり自然に「止まる事ができた」のです!!!
本当に感動しました。
受講されてる会員の方も「できた!」と本当に嬉しそうで、中明先生も感動して涙目になっていました。
私たちの活動の中で、はっきりと目に見えた効果。
まだたったの1ヶ月。これからがうんと楽しみです!!
「60歳からのダルクローズ・リトミック」
まだまだ募集中です。
ご興味のある方、ご家族に薦めたいと思ってくださる方。
私たちと一緒に脳も身体も心も、もっと元気にしていきましょう♡
お待ちしております!
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